ナイアシンの効能を解説。

ナイアシンは、ビタミンB群で、うつや統合失調症などに効果を持っています。二日酔いにも効能があるとされ、現代人には必須の栄養素です。サプリや多く含まれる食品を活用し、副作用に気をつけながら上手に摂取してください。
ニコチン酸アミドとも呼ばれるこの栄養素を、ぜひ覚えてください。

ナイアシンの効果。

二日酔いやうつなどの症状に有効なナイアシンの代表的な効能を紹介します。ビタミンB群の中で、認知度は低いですが、効果のすばらしさのギャップに驚かれると思います。

二日酔いや悪酔いを予防してくれます。

ナイアシンは、肝臓でのアルコールを分解助けているため、お酒を多く飲まれたときは多量に必要になります。また、二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドを分解効果もあるため、悪酔いや二日酔いの予防してくれます。

統合失調症の緩和

ナイアシンの代謝異常によって、うつ病や統合失調症の症状を引き起こすため、欠乏するとうつ病や統合失調症のリスクが高まります。 ヨーロッパやアメリカなどの国では20年以上前からナイアシンを使用した統合失調症の治療が行われています。

糖質を代謝し、糖尿病を緩和します。

ナイアシンは糖質を分解し、エネルギーに変換するのを助けています。 さらに、インスリンの合成にも深く関わっているので、糖尿病の予防や改善にはなくてはならない存在です。インスリンはホルモンの中で唯一、血糖値を下げる働きを持っている物質です。

肌荒れや口内炎の予防に役立ちます。

ナイアシンも、皮膚や粘膜を正常に維持するのに必要な栄養素です。 他のビタミンB群と同じように、不足すると、口内炎や口角炎、肌荒れなどが起こりやすくなります。

ナイアシンの含有量が多い食品

食品100g当たりの、ナイアシン含有量を表にしました。ちなみに、推奨摂取量は、成人女性で1日12mgです。

マグロ 20.7mg
カツオ 19mg
たらこ 49.5mg
サンマ 7.0mg
サバ 10.4mg
ブリ 9.5mg
豚レバー 14.0mg

欠乏症と過剰症の解説

欠乏症

不足すると、ペラグラと言う重篤な症状を引き起こす場合があります。ペラグラは、皮膚炎、下痢、精神神経障害などの症状が発生し、治療しないと死に至る場合もあります。他にも、食欲不振や皮膚炎、神経障害を引き起こす可能性があります。

過剰症

定められている、1日の上限量は300mgで、これを超えて過剰摂取を長期にわたり続けると、胃腸障害、肝毒性、消化性潰瘍を生じる恐れがあります。

・本サイトの利用は、ビタミンB群の効果にある注意事項をよく読んでご利用下さい。

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